個人投資家の心理は、ブル(強気)orベア(弱気)〜AAII(米国個人投資協会)〜

投資に役立つサイト

米国個人投資家協会が毎週発表している個人投資家の心理を知ることができるサイトを紹介します。

ウクライナ情勢、FRBの利上げなど様々な出来事に対して、常に投資家心理はブルかベアか揺れ動いています。

2022年2月24日、ロシアがウクライナに侵攻を開始して米国株式市場は下落しました。個人投資家の心理も悪化しました。

AAII(米国個人投資協会)

AAII Investor Sentiment Survey(投資家心理調査)とは

1987年から実施されている調査であり、個人投資家のムードを知ることができます。

調査結果は個人投資家の動向を知るための指標として広く支持されています。

そして、毎週行われる調査結果はBarron’sやBloombergなどの金融専門誌に掲載され、市場戦略家、投資ニュースレター執筆者、その他の金融専門家に広くフォローされています。

ブルベアレシオ(ブル(強気)から弱気(ベア)の数字を引いたネットの数字)は逆張り指数と呼ばれており、弱気の人が多ければ多いほど株価はリバウンドするという傾向があります。

調査結果は、あくまで大局観として見るのが良いと思います。

サイトの使い方

投資家心理調査

個人投資家は今後6ヶ月間の株式市場の方向性をどのように考えているかのアンケート結果が上記の図に示されています。

3月2日の結果では、ブル(強気)30.4%、ベア(弱気)41.4%となっていて、ブルベアレシオは-11.0pt。

2月23日の結果では、ブル(強気)23.4%、ベア(弱気)53.7%となっていて、ブルベアレシオは-30.3pt。

相場の見通しを弱気と考えている人が多いことを示しています。

平均値は8.14ptで現状は平均値より大幅に弱気の考え方の個人投資家が多いことがわかります。(下記の図は2月23日の結果までを反映したもの)

米国個人投資家協会のTwitterアカウントもあるようなので、フォローしておくと調査結果の更新情報を素早く収集できます。

@AAIISentiment

出典

米国株長期投資家のための、過去約40年の間で起きた戦争から学ぶ教訓 | 岡元兵八郎の米国株マスターへの道 | マネクリ マネックス証券の投資情報とお金に役立つメディア
マーケットはSell on the rumor, buy on the fact (噂で売って、事実で買う)という展開に。過去約40年の戦争開始後の株価を検証する。ここで投資を検討するのであれば

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